【櫛羅 純米 山田錦 中取り 無濾過生原酒 1800ml 16度】


商品案内

自社栽培の山田錦を使用した、櫛羅(くじら)100%の日本酒。

開栓時にピチピチとした発泡を感じられる生酒原酒です。
(発泡酒ではありません)

しっかりとした濃厚な味わい。


商品詳細

商品櫛羅 純米 山田錦 中取り 無濾過生原酒
内容量1,800ml
アルコール度数16度
タイプ純米酒
精米歩合60%
火入れ無し
原材料米(櫛羅地区産)、米こうじ(櫛羅地区産)
蔵元千代酒造 株式会社
特徴櫛羅産山田錦全量使用

発送はクール便推奨!
720mlはこちらから


日本酒ラベルを読んでみる

鹿児島は焼酎大国で、清酒(日本酒)への馴染みが少ないと思いますので、ラベルに記載されている事項を解いてみました。


本商品には、次のキーワードが含まれます。

櫛羅 純米 山田錦 中取り 無濾過 生 原酒 精米歩合60%


それぞれの意味は次のとおりです。


☆櫛羅:地名
「くし・ら」と書いて「くじら」と呼びます。
製造元の千代酒造さんの住所が「奈良県御所市大字櫛羅」です。
つまり、地名です。
ちなみに、大字櫛羅、小字井戸と呼ぶ地域に在り、大変に水が豊富な地区です。
銘柄としての「櫛羅」は、櫛羅地区で取れる山田錦を使用し、櫛羅の地下水と櫛羅の風土のもと醸された櫛羅100%の純米のお酒です。


☆純米:米と水だけでできている。
日本酒はどれでも米100%と思ってしまいますが、軽くすっきりとした酒を造るためにアルコールを添加する場合があります。この場合は本醸造酒と呼ばれたり、「純米」の文字が抜けて純米吟醸酒の場合は吟醸酒などと変化します。


☆吟醸酒、大吟醸酒:
純米酒は米の旨味を活かした酒ですが、より多く米を磨き、低温で時間を掛けて醸すことでりんごや梨のような特有の吟醸香を引き出した酒が「吟醸酒」です。
吟醸酒よりも更に米を磨き、雑味のないキレイな酒質に吟醸香を最大限引き出した酒が「大吟醸酒」です。米を磨くだけで数日(3、4日ほど)かかり、時間を掛けて醸される手間暇掛けた贅沢仕様です。
贅沢だから大吟醸酒が最高のものという訳ではありません。吟醸香を苦手とする人も多く、キレイな酒質よりも濃厚な米の旨味を楽しみたい人もいます。
純米酒は少し濃いなと思ったときに同じ銘柄の純米吟醸を選んでみると幸せになれるかもしれません。
自分好みのお酒がどのタイプなのか、選択時の参考に。



☆山田錦:清酒(日本酒)の原料として最もよく使われる「酒造好適米(酒米)」
「YK35を使えば鑑評会で良い成績がとれる」と言われるくらいに清酒造りに向く米の品種が山田錦です。
YK35とは、(Y)山田錦を(35)35%まで磨き、(K)協会9号酵母で醸せば全国新酒鑑評会で金賞を狙いやすいとされる、クセの無いキレイな酒を造る公式のようなものです。吟醸香のするキレイな酒を求める方は参考にされると面白いかもしれません。
山田錦は普通に食べることもできますが、通常の食用米と比較すると、背が高めで、成長が遅く、大粒で、病害虫に弱いため、倒れやすく栽培は難しいといわれます。
食用米は粘りが強いものが多く麹(糀、こうじ)にすると団子になってしまい、また、その他の理由もあり糀造りには向きません。


☆中取り:安定して品質の良い部分。
鑑評会に提出するお酒は中取りを使うといわれます。
日本酒造りの最後には、米が溶け込んだどぶろくを漉して透明な液体にしますが(透明な液体だから「清酒」)、絞るときに何もせずとも垂れだしてくる部分と、軽く圧力を掛けて出てくる部分と、最後に強めの圧力で絞る部分があります。
一般消費者にははじめの部分が旨いという人や、最後の絞りきった部分がイイという人もいて、それぞれを集めたものも製品化されていますが、一般的にはすべてをバランス良くブレンドして製品化されます。
そのなかでも軽く圧力を掛けて出てくる部分は「中取り」と呼ばれ、雑味が少なく香味のバランスが良いとされ、鑑評会に提出する酒はこの部分を使うことが多いようです。
ここだけを集めた製品には「中取り」「中汲み」等と記載されることが多く、品質の良い部分だけを集めて製品化したもので、上質な日本酒を楽しめます。


☆無濾過生原酒:できたてそのままの味をたのしめる。
更に単語を分解すると「無濾過」「生」「原酒」

・清酒製造での無濾過とは、黄色みがかった着色をとったり雑味を取り省いて香味を整える目的で炭素濾過すること。(厳密な定義は無い)
絞ることは濾過とは言わず、炭素を使わない濾過は濾過とは言わないこともあるようです。
目に見える不純物を取り省くゴミ取り濾過は、炭素を使わず「素濾過」と呼ぶことがあります。


・生とは、火入れを一回または全くしないこと。
清酒は基本的に固液分離のために絞るだけなので、酵母はもちろんのこと、火落ちを引き起こす乳酸菌も入り込む可能性があります。(乳酸菌は酵母よりずっと小さい)
最適なタイミングで絞っても酵素や酵母が活動を続け品質が変化することもあり、また、火落ち菌(乳酸菌の一種)が少し入るだけで後々酸っぱくなったり異臭により酒が飲めなくなることがあるため、一般的には加熱殺菌として60度程度の「火入れ」を行います。
貯蔵中に変化しないように絞ってから火入れ、瓶詰め直前にもう一度火入れの2回火入れが一般的です。
火入れにより酒質は安定しますが、できたてフレッシュ感は激減します。
生酒を製品化するということは、酒質が変化するかもしれないリスクを負ってでも出来たての味わいを提供するために、製造・貯蔵場内を常に綺麗に清潔に保ち、火落ち菌の混入を防ぎ、低温での温度管理下での保管など、蔵元さんの努力により実現されています。
「生詰め」「生貯蔵酒」は一度火入れしますが「生原酒」は一度も火入れしません。
特に無濾過生原酒は濾過も火入れも加水もしない、蔵元でしか味わえない「できたて濃厚」を家庭で味わえるものです。冷蔵庫で保存し、早めに飲みきってしまいましょう。


・原酒とは、水で薄めないこと。
清酒は世界でも類をみない、醗酵によってアルコール度数が20度程度にまでで高まる醸造酒ですが、製品化するときは15%前後が多いと思います。
アルコールは微生物の働きによるものなので、出来上がるアルコール度数は毎回若干異なってしまいますが、一般的には加水によってアルコール度数は常に一定の度数に調整しています。
原酒とはこの調整のための加水を一切しないため、アルコール度数は17〜20%ほどあり、清酒本来の香味を楽しめます。




☆精米歩合60%
稲を刈り取り脱穀し、外側の籾殻(もみがら)を取り去ったものを玄米と呼びます。
この状態を100%として考え、「精米歩合60%」と書いているときは、40%削り、60%の部分を原料として使っているという意味です。
食用の白米は精米歩合90%程度です。
玄米の外側には脂肪分やタンパク質など栄養分の90%を含む糠層があり、日本酒にとっては雑味の元であるため削りとります。(削ることを「磨く」と言います)
キレよくスッキリとし、香りを最大限に引き出す大吟醸酒などは、精米歩合30%などとどんどん磨いていきます。
磨くほどに雑味が減りクリアで軽快、後味のキレ良い酒質になりますが、米の旨味を楽しみたい方には物足りなくなります。
一般的には70%〜30%が多いと思われます。
精米歩合が高ければ良いお酒ということではなく、蔵元さんが目的の酒質に合った精米歩合で醸しているので、自分が美味しいと思った酒の精米歩合がいくつなのか、参考にすると選びやすくなります。


蔵元紹介

千代酒造(ちよしゅぞう)株式会社
住所:奈良県御所市櫛羅621
代表銘柄:櫛羅(くじら)、篠峯(しのみね)


千代酒造さんは大阪と奈良の県境にある葛城山脈のひとつ大和葛城山(やまとかつらぎさん)別名篠峰(しのみね)の麓に位置します。
地名を御所市大字櫛羅小字井戸といい、葛城山の伏流水により綺麗な地下水が大変豊富な地区で、水道は引いておらず100%井戸水での酒造りを行っています。


☆田んぼごとに異なる米の品質
自社での精米時に、同じ品種の米でも農家さんが変わると精米時間が変化し、また、同じ農家さんでも田んぼが変わると精米された米の品質が変わることに気づき、自ら山田錦の栽培に挑戦しはじめ28年余り経ちました。
今では誰がどの田んぼで作った米なのか、とても気にするようになったそうです。


☆清酒のテロワール
ワイン出身の蔵元兼杜氏の堺氏が、ワインのテロワールのような「地域性」をもった清酒造りを行っているブランドを「櫛羅」といいます。
ワインのテロワールとは、ぶどうを中心とした周りの環境すべて。有名なところではフランスのブルゴーニュ。隣あった畑でも全く違った味わい、品質のワインができるとされています。
ワインはぶどうを絞るのでぶどうをダイレクトに感じられますが、日本酒の原料は米であり、仕込みに水を大量に使用するため、櫛羅地区の地域性を出すためにはどうするか、と考え、現在は

櫛羅地区にある自社栽培山田錦100%を、櫛羅の地下水で、櫛羅の風土で醸した100%櫛羅産の酒

を「櫛羅」というブランドで展開しています。「櫛羅ならではの山田錦の味わいを感じてほしい」


☆しっかりと酸のある糀造り
「一糀、二酛、三造り」といわれる程に酒造りで重要な糀造り。
糀造りは一般的に48時間と言われますが、千代酒造さんでは53〜54時間ほど時間を掛けて造られています。
総ハゼで時間を掛けた糀造りによってしっかりとした酸を持つ酒ができるそうです。
酸が多いとは酸っぱいという意味ではなく、爽やかさを与えたり、しっかりとしたコク、キレの良さを与えます。(ワインの酸のようなイメージ)

  • 櫛羅(くじら)純米 中取り 無濾過生原酒 1800ml 16度《千代酒造(奈良県)》【清酒】
  • 櫛羅(くじら)純米 中取り 無濾過生原酒 1800ml 16度《千代酒造(奈良県)》【清酒】
  • 櫛羅(くじら)純米 中取り 無濾過生原酒 1800ml 16度《千代酒造(奈良県)》【清酒】

櫛羅(くじら)純米 中取り 無濾過生原酒 1800ml 16度《千代酒造(奈良県)》【清酒】

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3,300円(税込)

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