【タクシードライバー 純米 山廃 生原酒 720ml 18度】


商品案内

「タクシードライバー」は、喜久盛(きくざかり)酒造の5代目蔵元、藤村卓也さんが平成17年に立ち上げた新しい銘柄です。

映画業界で活躍するデザイナーの高橋ヨシキさんと藤村卓也さんとの、映画好きの二人によって誕生しました。

高橋ヨシキさんによるネーミング、ラベルデザインと酒質の注文に藤村卓也さんが応えた形です。

山廃による酒母を使用した純米酒の原酒で「燗で美味しい純米酒」がコンセプトのしっかりとしたコクとキレがある食中酒です。

個性的なラベルで日頃清酒を飲まない方にも「何だ?」と手にとってもらい、飲めばリピートして頂けるようなしっかりとした酒質に仕上げています。

加水やブレンドを行わないため、タンク毎にアルコール度数や味わいが微妙に変わります。
(いつ買っても同じ味というわけではない)

裏ラベルに「○○號」と番号があるので、飲み比べ時に参考にしてみてください。

年によっては酵母や火入れの有無も変わり、同じ名前でも随分と印象が変わります。

生酒ですが、保存は冷蔵でなくても「冷暗所」でOK.

常温(冷暗所)でも熟成が進み味わいが変化していきます。

ぜひ、様々な変化を楽しんでください。


商品詳細

商品タクシードライバー
内容量720ml
アルコール度数18度
タイプ純米酒
精米歩合55%
火入れ無し
原材料米、米こうじ
蔵元喜久盛酒造 株式会社
特徴山廃 純米 生酒 原酒

※-1. できるだけ冷蔵してください。(常温熟成に挑戦するのもおもしろいですが)
※-2. アルコール度数調整しない原酒ですので、上槽日が変わるとアルコール度数も多少変動することがあります。

1,800mlはこちらから


日本酒ラベルを読んでみる

鹿児島は焼酎大国で、清酒(日本酒)への馴染みが少ないと思いますので、ラベルに記載されている事項を解いてみました。


本商品には、次のキーワードが含まれます。
----------------------------------------
上槽 かけはし 純米 山廃 生酒 原酒
----------------------------------------

それぞれの意味は次のとおりです。


☆上槽:固液分離の工程
お酒のもとである「モロミ」を絞って酒粕とお酒に分ける工程。

この時点で甘酒のような「にごり酒」の状態から「透明な酒」に変化するため、できた酒を「清酒」と呼びます。

この商品には上槽日の記載があります。(一般的には記載されていない)


☆かけはし:米の品種
岩手県オリジナル米で比較的最近登場しました。一般的には食米として栽培されています。
食米なのですが、粒が大きめ、粘り少なめということで酒造りに使用されています。

その他の有名な酒造好適米。
「山田錦」:兵庫県:現在でも鑑評会で良い成績を取りやすいとされ、香りよく雑味少なくキレイな味わいの酒に向き、現代では最もよく使われます。
「雄町」:岡山県:江戸より使われる古くからある酒米で、現代でも根強い人気があります。味が膨らみキレが良く余韻を楽しめる酒に向きます。
「亀ノ尾」:山形県:酒造好適米の「五百万石」や食米の「コシヒカリ」など多くの品種の祖でもあり、「夏子の酒」で有名に。独特の風味の酒ができ現代でも使用されます。


☆純米:米と水だけでできている。
日本酒はどれでも米100%と思ってしまいますが、軽くすっきりとした酒を造るためにアルコールを添加する場合があります。この場合は本醸造酒と呼ばれたり、「純米」の文字が抜けて純米吟醸酒の場合は吟醸酒などと変化します。


☆純米酒、吟醸酒、大吟醸酒:
純米酒は精米歩合が概ね70〜60%程度の米の旨味を活かした酒です。
更により多く米を磨き、低温で時間を掛けて醸すことでりんごや梨のような特有の吟醸香を引き出した酒が「吟醸酒」です。
吟醸酒よりも更に米を磨き、雑味のないキレイな酒質に吟醸香を最大限引き出した酒が「大吟醸酒」です。米を磨くだけで数日(3、4日ほど)かかり、時間を掛けて醸される手間暇掛けた贅沢仕様です。
贅沢だから大吟醸酒が最高のものという訳ではありません。吟醸香を苦手とする人も多く、キレイな酒質よりも濃厚な米の旨味を楽しみたい人もいます。
純米酒は少し濃いなと思ったときに同じ銘柄の純米吟醸を選んでみると幸せになれるかもしれません。
自分好みのお酒がどのタイプなのか、選択時の参考に。


☆山廃仕込み
正式名称は「山卸廃止酛仕込み(やまおろし はいし もとじこみ)」です。
なぜお酒になるのか理由がわかっていなかった江戸時代には確立していた方法に「生酛(きもと)造り」があります。
(生酛より山廃のほうが先だという話もあります)
蔵に住み着く微生物、特に乳酸菌を選択的に増やすための方法です。乳酸菌の作り出す酸で他のほとんどの微生物が入り込めなくなり、安全にアルコール醗酵が行えます。様々な微生物が入れ替わりで増えたり減ったりしながら最終的に酵母が安定して醗酵できる環境が整います。
糀ができるとお酒の元となる「酒母」を造りますが、これは糀と蒸し米と水を均一に混ぜたものを木の道具でペースト状になるまで混ぜるように潰していく工程で「酛すり」または「山卸し」と呼びます。
この工程は厳寒期の早朝に行われる大変な重労働な上時間がかかる(酒母造りだけで1ヶ月くらい)ため、後の研究で糀の酵素だけでも十分に米が溶けるとわかり、酛すり作業(=山卸し)を行わない方法が考案され、山卸廃止→山廃と呼ばれています。
生酛づくりや山廃仕込みの方法は蔵に住み着く微生物によって醸されており、酵母もたくましいく、味に幅が出るとか。味があってもクドくならないように各蔵様々な工夫があるようです。


☆生原酒:できたてフレッシュさを感じられる味わい。
更に単語を分解すると「生」「原酒」

・生とは、火入れを一回または全くしないこと。
清酒は基本的に固液分離のために絞るだけなので、酵母はもちろんのこと、火落ちを引き起こす乳酸菌も入り込む可能性があります。(乳酸菌は酵母よりずっと小さい)
最適なタイミングで絞っても酵素や酵母が活動を続け品質が変化することもあり、また、火落ち菌(乳酸菌の一種)が少し入るだけで後々酸っぱくなったり異臭により酒が飲めなくなることがあるため、一般的には加熱殺菌として60度程度の「火入れ」を行います。
貯蔵中に変化しないように絞ってから火入れ、瓶詰め直前にもう一度火入れの2回火入れが一般的です。
火入れにより酒質は安定しますが、できたてフレッシュ感は激減します。
生酒を製品化するということは、酒質が変化するかもしれないリスクを負ってでも出来たての味わいを提供するために、製造・貯蔵場内を常に綺麗に清潔に保ち、火落ち菌の混入を防ぎ、低温での温度管理下での保管など、蔵元さんの努力により実現されています。
「生詰め」「生貯蔵酒」は一度火入れしますが「生原酒」は一度も火入れしません。
特に無濾過生原酒は濾過も火入れも加水もしない、蔵元でしか味わえない「できたて濃厚」を家庭で味わえるものです。冷蔵庫で保存し、早めに飲みきってしまいましょう。

・原酒とは、水で薄めないこと。
清酒は世界でも類をみない、醗酵によってアルコール度数が20度程度にまでで高まる醸造酒ですが、製品化するときは15%前後が多いと思います。
アルコールは微生物の働きによるものなので、出来上がるアルコール度数は毎回若干異なってしまいますが、一般的には加水によってアルコール度数は常に一定の度数に調整しています。
原酒とはこの調整のための加水を一切しないため、アルコール度数は16〜20%ほどあり、清酒本来の香味を楽しめます。




☆精米歩合
稲を刈り取り脱穀し、外側の籾殻(もみがら)を取り去ったものを玄米と呼びます。
この状態を100%として考え、40%磨き(=削って)中央部分の60%を原料として使っている場合に「精米歩合60%」と言います。
食用の白米は精米歩合90%程度です。
玄米の外側には脂肪分やタンパク質など栄養分の90%を含む糠層があり、日本酒にとっては雑味の元であるため削りとります。(削ることを「磨く」と言います)
キレよくスッキリとし、香りを最大限に引き出す大吟醸酒などは、精米歩合30%などとどんどん磨いていきます。
磨くほどに雑味が減りクリアで軽快、後味のキレ良い酒質になりますが、米の旨味を楽しみたい方には物足りなくなります。
一般的には70%〜30%が多いと思われます。
精米歩合が高ければ良いお酒ということではなく、蔵元さんが目的の酒質に合った精米歩合で醸しているので、自分が美味しいと思った酒の精米歩合がいくつなのか、参考にすると選びやすくなります。



蔵元紹介

喜久盛酒造(きくざかりしゅぞう)株式会社
住所:岩手県北上市更木3-54
代表銘柄:『喜久盛』『鬼剣舞(おにけんばい)』『タクシードライバー』


☆南部杜氏
越後杜氏(新潟県)、丹波杜氏(兵庫県)と並ぶ三大杜氏のひとつ。
「南部杜氏」は、岩手県を拠点とする杜氏グループです。
喜久盛酒造では南部杜氏の技を受け継ぐ「岩手の酒」を造り続けています。


☆造りの特徴
2014年度より、岩手県産の米だけを使用した純米酒のみを造っています。

酒米としては兵庫県が主な産地である山田錦が有名ですが、地元岩手も米どころなので山田錦は使わず地元産の米だけで造ると決めたそうです。
寒冷地でも育つ岩手県産の亀の尾、ひとめぼれ、かけはし、ぎんおとめなどで造っています。
特に「かけはし」は岩手県で開発された岩手県でのみ栽培されている品種です。

麹菌も岩手県オリジナルの「黎明平泉(れいめいひらいずみ)」を使用。

酵母もほとんどの商品で岩手県産の吟醸酵母を使っています(違うときもあります)

酵母:「ジョバンニの調べ」
華やかさと繊細さ、「キレイ」な味・香りが特徴。
命名者:第 29 回きき酒道岩手県大会優勝者 吉澤 研二 氏
実際に新酵母で醸したお酒を飲んでいただき、そこからイメージした名称をつけていただきました。
====================
【命名者より一言】
この酵母でつくるお酒の「華やかさと繊細さ キレイな味と香り」をしっかり伝えられ、岩手県をイメージしてもらえる名称、銀河鉄道の主人公『ジョバンニ』から名付けました。
夜空で瞬く星たちのような、岩手の蔵人が織り成す絶妙な旋律をお楽しみください。
====================

酵母:「ゆうこの想い」
女性的な温かさ・ぬくもりのある味・香りが特徴。
「ゆうこさん」ではなくて、「You この想い」です。
命名者:第 29 回きき酒道岩手県大会準優勝者 藤村 惠一 氏
実際に新酵母で醸したお酒を飲んでいただき、そこからイメージした名称をつけていただきました。
====================
【命名者より一言】
やわらかく女性的な味わいを名前に表現しました。
岩手のお酒に情熱を注ぎ、研究開発に携わった人たちのお酒への思い。
そして、飲む方『YOU (あなた)』の様々な思い『この想い』をお酒とともに巡らせて欲しいという願いを込めて。
====================


可能な限り地元産で造っています。

全商品を無濾過原酒として、濾過も加水もしません。

むかしながらの槽しぼりで上槽します。
旧式で強い圧力を掛けられないので3日ほどかけてゆっくりと絞ります。結果、柔らかな味わいになります。


☆酒質について。
喜久盛酒造の酒は、酸度が高めの食中酒が中心です。

脂っこいものを食べたときに飲むと、キレのよさで脂っこさを流してくれる日本酒です。

  • タクシードライバー 2021BY仕込み3号 純米 山廃 生原酒 720ml 18度《喜久盛酒造(岩手県)》【清酒】
  • タクシードライバー 2021BY仕込み3号 純米 山廃 生原酒 720ml 18度《喜久盛酒造(岩手県)》【清酒】
  • タクシードライバー 2021BY仕込み3号 純米 山廃 生原酒 720ml 18度《喜久盛酒造(岩手県)》【清酒】

タクシードライバー 2021BY仕込み3号 純米 山廃 生原酒 720ml 18度《喜久盛酒造(岩手県)》【清酒】

4982618101392

1,730円(税込)

購入数

商品レビュー

レビューはありません。

蔵元別