【 紫鉄幹 25度 】
商品案内
化粧箱入り。
鹿児島県産の紫芋(頴娃紫)を原料に使用しています。
一次・二次仕込み共に南蛮甕による甕壺仕込み。
紫芋特有のヨーグルトのようなフルーティーさと、華やかな香りと、軽やかで上品な味わいです。
蔵元オススメの飲み方は、ロックまたは水割りです。
9月〜11月の期間限定商品です。
商品詳細
商品 | 紫鉄幹 |
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内容量 | 1,800ml |
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アルコール度数 | 25度 |
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タイプ | 芋焼酎 |
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蒸留方法 | 常圧蒸留 |
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原材料 | さつま芋(頴娃紫)、米こうじ(国産米、白麹) |
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蔵元 | オガタマ酒造 株式会社 |
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720mlはこちらから
蔵元案内
蔵元名:オガタマ酒造株式会社
住所:鹿児島県薩摩川内市永利町2088番地
代表銘柄:『鉄幹』『蛮酒の杯』
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オガタマ酒造さんでは、昔ながらの製法にこだわった焼酎造りが行われています。
蔵のテーマは『温故知新』。
昔ながらの製法にこだわった焼酎造り。
「古き良き」商品を、今の時代にあった製品として蘇らせること。過去の歴史の中から新しいものを発見するということをテーマにし、展開しています。
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☆ 甕
蔵には499の甕を保有しているそうです。
手造り蔵の「鉄幹蔵」には仕込み用に100あまり、貯蔵用に200あまり、その他あちこちに甕が埋まっています。
特徴的なのは仕込み甕の容量が一次も二次も同じ大きさであること。
一次の醪量が 1,200kl (2甕分)とすると、
二次の醪量はおよそ 4,700kl (9甕分)となるので、
毎日11甕を洗ったり醪を振り分けたりと作業が大変です。
(なので、通常は二次は大きめのタンクを使用する蔵がほとんどです)
大きな二次タンクを使用しないことで少なめの量を試験的に造ることも可能となり、小回りが効くそうです。
☆ 木桶蒸留器
木桶蒸留器を保有しており、この蒸留器で蒸留された原酒には独特の香りがすることから、様々な製品へ香り付けとして少量ブレンドしているそうです。
木桶蒸留器は4〜5年で作り変える必要があり、また、木桶蒸留器を作れる職人さんが一人しか居ないこともあり、維持管理が大変です。
☆ げんちいも
げんちいもと呼ばれる、昔、芋焼酎の原料として使われていた芋を復活させ、自社栽培し、製品化しています。
銘柄名も「さつまげんち」
現在主流の黄金千貫の前には昭和初期まで「農林二号」と呼ばれる芋が使用されており、親会社の山元酒造よりその名も「農林二号」として発売されています。
農林二号の更に前の明治・大正時代に芋焼酎でよく使用されていた芋が源氏芋(げんじいも、げんちいも)とされ、そちらを復活させ、自社栽培したものが「さつまげんち」です。
意外なことにソーダ割りによく合う酒質です。
☆ 甕貯蔵施設
施設名を「蛮酒蔵」と言い、「蛮酒の杯」などの原酒を甕で貯蔵する専用施設です。
甕貯蔵によって、りんごの蜜、蜂蜜のような独特の香りの原酒ができます。
☆ 瓶詰め
瓶詰め自体は近代的ですが、和紙製ラベルや紙包装、化粧箱入りなどの製品が多く、手作業で出荷作業が行われます。
☆ 昔の手造り蔵
通称「レンガ蔵」。昔は米蒸しから蒸留直前までの工程、焼酎造りのほとんどを行っていたとされるレンガ作りの小さな蔵です。
現在は休眠中ですが、大変に歴史を感じる雰囲気のある手造り蔵で、いつの日か復活して欲しいと願わずにはいられません。