【明石酒造】について
明石酒造は、明治24年(1891年)創業の宮崎県えびの市にある本格焼酎メーカーです。社是は「心を酔わす」で、地元の自然の恵みを活かし、代表銘柄の芋焼酎「明月」をはじめとする質の高い焼酎を製造しています。
社員が自ら田植えを行うなど、原料である米やさつまいもの栽培から携わる「農業から焼酎づくり」を基本としています。
≪農業へのこだわり≫
  社長をはじめとする社員が、減農薬で米やさつまいもを栽培しており、原料への強いこだわりを持っています。
代表銘柄「明月」
「満月のように世の中を明るく、人々の心を円満にしたい」という願いが込められており、米焼酎をブレンドすることで、芋の香りを和らげ、飲みやすい本格焼酎に仕上がっています。
明月: 芋の香りを抑え、口当たりのよい味わいが特徴の代表銘柄。
黒明月: 黒麹を使用し、甘く芳醇な香りと深みのある味わいが特徴。
明月プレミアム: 熟成された、まろやかな口当たりとコクのある旨みが特徴の上位銘柄。
いその波平: かつて国民的アニメ「サザエさん」とコラボレーションした焼酎「いその波平」を製造・販売していました。 
ブレンド技術:
芋焼酎と米焼酎をブレンドする技術が特徴で、芋焼酎と米焼酎それぞれの長所を活かした、独創的で幅広い味わいの焼酎を生み出しています。
「明月」ブランド: 創業以来、芋焼酎「明月」を代表銘柄としています。
地元産の原料: 主力銘柄には、南九州産のさつまいも「コガネセンガン」や、地元えびの市産の「ヒノヒカリ」を麹米に使用するなど、地元産の原料にこだわっています。
伝統と革新: 伝統的な製法を守りつつ、熟成させた米焼酎をブレンドするなど、独自の技術で飲みやすく深い味わいを追求しています。
【 萌月 25度 】
出来たて焼酎です。濾過は程々に、旨味成分をたっぷりと含んだ濃厚な芋焼酎です。
以下、お蔵さんより
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その年に収穫した南九州産さつまいも「コガネセンガン」を主原料に、白麹で仕込んだ本格焼酎「萌月」は、出来たての新鮮な味わいを残すために、熟成やブレンドをおこなわず、蒸留後すぐに瓶詰めした本格焼酎です。
蒸留したばかりのフレッシュで香味高い味わいと、瓶詰めから月日の経過によって変化する味わいを愉しめる逸品です。
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宮崎の芋焼酎はスッキリとしたイメージですが、こちらは鹿児島の芋焼酎に負けないくらいにしっかりとした味・香りです。
新酒として直ぐに飲みきってもいいですし、未開封で1年経つと熟成も効き、トゲトゲしさが無くなり味がまとまり甘さも増してとても美味いですよ。
オススメの飲み方はロック、お湯割り。
※萌月とは、草木の芽が萌える(芽が生える)、物事の始まりなどを意味しています。
※ ラベルにはウサギが隠れています。フラッシュ付きで写真を撮ると良く見えます。
《焼酎の新酒》とは、
その年に収穫された芋などで造られ、蒸留したばかりの焼酎のことです。
通常、焼酎は蒸留後に半年から1年ほど寝かせてから瓶詰めされますが、新酒は蒸留後すぐに出荷されるため、出来たての風味を味わうことができます。
特に芋焼酎の新酒は、その年の芋の個性が強く表れるため、ファンが多いです。
《新酒の特徴》
フレッシュな香りと味わい
熟成されていないため、みずみずしく、香りが爽やかで、口当たりにピリッとした刺激や荒々しさを感じることがあります。
芋の個性をダイレクトに楽しめる!
原料の芋の個性が強く表れ、その年の芋の出来具合によって香りや味わいが異なります。
《期間限定》
通常の焼酎は熟成させて出荷しますが、新酒は蒸留後すぐに出荷されるため、数量限定で販売されます。
《新酒の楽しみ方》
ロック:新酒ならではのフレッシュな香りをダイレクトに楽しめます。
お湯割り:芋本来の甘みと華やかな香りを満喫できます。
水割り:清涼感を味わえます。
※個人的にはまずは開栓してから香りを嗅いで、ストレートで飲んで欲しいです!
商品詳細
| 商品 | 萌月 | 
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| 内容量 | 1800ml | 
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| アルコール度数 | 25度 | 
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| タイプ | 芋焼酎 | 
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| 蒸留方式 | 常圧蒸留 | 
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| 原材料 | さつま芋(黄金千貫)、米こうじ(タイ産米、白麹) | 
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| 蔵元 | 明石酒造 株式会社 | 
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蔵元情報
明石酒造は霧島連山と九州山脈に囲まれた田園の広がる自然豊かなまちに位置しています。
9月頃より芋焼酎造りを始め、米焼酎・麦焼酎と4月頃まで製造を行っています。
えびの市は「宮崎の米どころ」と言われるほどに美味しいお米が採れる地域ですが、5月から8月までは社員で米作りを行い減農薬や無農薬に挑戦しています。出来た米は「ないな」のブレンド用米焼酎としても使用されています。
油の旨味を溶け込ませる目的で、冬場には浮いた油をすくい取りしつつ原酒は数ヶ月寝かせることで、しっかりとした旨味を持つ焼酎造りをされています。

焼酎に含まれる香味成分としての油の膜が張っている様子。この状態の原酒は大変に美味しい。
代表銘柄は「明月」
芋焼酎と米焼酎とのブレンドを特徴とする芋焼酎です。
戦後の昭和25年、酒の配給制が終わり甲類焼酎が一般的に飲まれていたころ、芋焼酎をベースに米焼酎を少量加えることで芋臭さを抑えた「明月」が誕生しました。
「明月」のラベル・ネーミングは「人々の心が満月のように、まあるく明るく円満に、そして平和に」
との願いが込められ、えびの高原に群生する赤松にかかる満月を表しています。

令和4年に行われた熊本国税局酒類鑑評会にて、「明月」「黒明月」「明月プレミアムホワイト」の3点が優等賞を受賞されました。